原状回復工事 営業備忘録

「クレームは宝箱の鍵」これを実感できたら、いい仕事できるかも

原状回復工事のクレームは、物件のオーナーさんからだけではない。物件の建物管理まで代行する会社も多いから、入居者様からのクレームにも対応することが多い。

傷や汚れが残っている。網戸がすぐ外れてしまう。などなど・・・。工事の不備が発覚したり、営業さんのチェック漏れで現場に指示が届いていなかったり。

「クレーム対応」最近はどこの企業でも力を入れている。それはなぜか。そこには業務改善のヒントが山ほどあるからだ。

お客様と直接接するのは主に営業さんの仕事。

え、まさか!
お客さん、そこまで言います?!
この人クレーマーとちゃう?

そんな感情が込み上げてもごもっとも。でも、営業の本領発揮はそこから。「クレーム」だ、さあ、お宝のカギを頂戴しにいきますか。頭を垂れてありがたくカギを頂戴したら、会社に持ち帰って、みなで宝箱を開けましょう。そこには必ず業務改善のヒントがあるはず。

最終ユーザーの入居者様の満足が得られることが何より大切

原状回復工事の営業マンのお客様は主に物件オーナーや物件管理会社など。

予算の件、スケジュールの件、職人手配の件、一度に様々な対応を必要とされます。

慌ただしい日々の中で、ついつい仕事の目的を失い、成果に焦り、失敗を指摘され、落ち込む。果ては転職を考える。

ちょっと待って!

イメージトレーニングって聞いたことあるでしょう。

会社の利益を目的としたら、その会社の社長さんや上司のニンマリとした顔しか 思い浮かばない。

営業先の利益を考えても同じこと。

ならばどうでしょう、いっそ最終ユーザーである入居者の顔を思い浮かべては・・・

このベランダで洗濯を干して、このキッチンで家族のための料理を作って、下駄箱には子どもたちの小さな靴が並んで・・・あるいは、恋人とTVゲームをしながら、ワインを飲む???

なんでもいいと思う。営業マンであるまえに、自分の生活シーンから住み手のことを連想してみよう。

満足げなその笑顔をイメージしたら、きっといい仕事ができるはず。